ワークシーン最前線のハードな環境に機能性とコストパフォーマンスで応え続ける「ボディタフネスシリーズ」。
ワーク用インナーとして誕生したボディタフネスはジャンルの垣根を越え、モータースポーツの世界にも採用されている。
第四回はモーターバイク。「MFJ全日本ロードレース選手権」ST600カテゴリーに参加するチーム「MOTOBUM HONDA(モトバム ホンダ)」のピットにて、実際にレースでも着用しているボディタフネスインナーについて、所属ライダーのお二人にお話をうかがった。
栃木県、茂木市。F1などで世界的に知られるサーキット「ツインリンクもてぎ」にて行われた「2018MFJ全日本ロードレース選手権」。エンジンの爆音が鳴り響くピットの中ではライダーをはじめ、メカニックの面々もボディタフネスを着用いただいていた。今回インタビューしたのは、チームトップタイムを叩き出し、鈴鹿8耐も経験したベテランライダー「中村豊」選手と、卓越したセンスで次期エースを狙う、新鋭気鋭の19歳ライダー「杉山優輝」選手のお二人。
直線では270km/hに達するというバイクレース。カーブでは260km/h前後から、場合によっては60km/hまで急減速を繰り返すため、身体への負担は計り知れない。そんな過酷な環境下において、クレバーに状況判断をし続ける集中力とその維持がレースにおいて重要になってくるという。
「自身との戦いでもあるので、いいタイムが出た時がやっぱり嬉しいですね。」そう語る中村選手と杉山選手に、練習や今回のレースでも着用しているボディタフネス「JW-627、JW-623」について感想を聞いてみた。
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Q1. ロードレースにおいてインナーウェアに求めることは?
A.
中村選手:レースで走るときはウェアの上につなぎを着るんですけど、
汗かいた時につなぎとインナーがくっ付いちゃうと、つなぎが突っ張っちゃうんで体の自由度がどんどん無くなっていっちゃうんで。
だから「汗をかいてもサラサラしてる」そういう機能を僕は重視しています。
杉山選手:適度なコンプレッションと、汗が飛ぶっていうか、レース中は結構汗かいて
暑いままだと体力奪われちゃうので、インナーが冷えるような機能とかあると結構助かります。 -
Q2. 着用感や効果を、どのように感じていますか?
A.
中村選手:もう2年くらい着ていますけど、もう手放せないですね。
鈴鹿8耐ってすごい汗をかくし、動きにくくなると後半疲れちゃうんですけど、ボディタフネスは、風も通りやすくて、動きやすくていいなと思います。
杉山選手:ボディタフネスのインナーを着て思ったのは、締め付けが強すぎなくてちょうどいいコンプレッション機能で疲れにくいっていうのと、
汗を蒸発させて冷える機能というのが随分いいなぁという感じです。 -
Q3. 「ボディタフネス」を知ったきっかけは?
A.
中村選手:もともと鈴鹿8耐に協賛してくれてて、インナーを支給してもらって、いいなと思って。
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Q4. どういった時に1番効果を感じますか?
A.
杉山選手:レースが30分ってさっき言ったんですけど、残りの半分とかになったときに、
体が疲れてきてるなって時に、疲れる度合いが違ってくるって感じですね。 -
Q5. 着用しているボディタフネスのサイズ感はどうですか?
A.
久保田さん:ちょっとゆったりめに感じますね
中村選手:僕はあんまりコンプレッションが好きじゃなくて、締め付けられると「腕上がり」が増しちゃうので、なるべくフリーな方がいいので。 -
Q6. 気に入った点はありますか?
A.
中村選手:汗かいてびちゃびちゃになっても、でもやっぱサラサラしてるんでいいと思います。
杉山選手:気に入った点は、ベタつかないっていうところですかね。
ベタつかないでサラサラした状態が結構続くので、それがだいぶ気に入ってます。 -
Q7. どういった方にオススメしたいですか?
A.
中村選手:僕は普段、屋根屋をしてるんですけど、冬とか寒いときにインナーで着たりとか、真夏でインナー一丁で作業したりしてますけど、
職人仲間でもやっぱり普通にボディタフネス着てたりするんで。そういった方にもおすすめします。
杉山選手:汗をかく職業とか、スポーツに関しては全部おすすめかなと思います。
まだまだ2018年シーズンは始まったばかり。
全日本4ラウンドでMOTOBUMグリーンのHonda CBR600RRがサーキットを駆ける姿が見られそうだ。
マシンの限界と、タイムに挑み続ける彼らだが、プライベートでは口を揃えて「対向車線があるので公道を走るのは怖いです。笑」と語っていたのが印象的だった。